更新日:2016/03/11 投稿者名:shisetsucho
平成28年3月11日(金)西 光明
<玄関のチューリップの芽も大きくなってきました>
寒暖の差があって
春もまだ遠いのかな
でも、しっかりと成長し
ています。
何色の花が咲くのか
ユニットへ配りたいと
思ってます。
お楽しみに・・・・・・・
<3月7日(月)・8日(火)福井県の実地指導がありました>
生活を支えている努力、もう少し、しっかり評価してあげてほしい!
3年ぶりに福井県の実地指導がありました。在宅は5年に1度のはずでしたが
施設に合わせて今回「りらく」も実地指導を受けました。
県の地域課の職員さんも2日間大変でした。
居宅介護支援事業所、長寿園、長寿園短期入所生活介護事業所
長寿の郷短期入所生活介護事業所、長寿園デイサービスセンター「りらく」
在宅系4か所と介護老人福祉施設1か所と、時間のない中、実地指導を
受けさせてもらいましたが、有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅などの
低レベルの介護、殺人、虐待等の事件で騒がれていて、チェックしなければならない
点もたしかに大切でしょうが、もう少し施設の取り組みとか、努力、頑張っている処
を評価してあげる余裕がないと!!。指摘のための実地指導に終わるだけで、
特養の職員の努力があってこそ、家族の安心があると言う事を、くみ取ってあげな
いといけないように感じました。
10年も20年も昔の話をしても、理解不能かもしれませんが、生活がそこに
あって、老人の方が生きている。家族の代わりに頑張っている者がいるから、笑顔が
あると思います。ボランティアの方の話の中に、「呆けても、あの施設には入れんとい
てってうちのもんにゆうているんや」という施設もあるようです。
ありがとうも言葉もなく、「この施設の職員と、あの施設の職員の給料は一緒なん
やろか」そこまで人に言われる施設と一生懸命頑張っている職員、施設を調査
項目のみで評価するのは、あまりに芸がないように感じました。
お一人のことを悩んで悩んで工夫して、退所をお願いすることも可能かもしれませんが、
犠牲になって、酷使して努力して、それなのに、怪我などの問題が発生すると施設が
悪者視されてしまう。病院、老健で拘束はゆるされて、介護施設の拘束はとても厳しい。
指導の前に、病院、老健の拘束を注意しなさいと思わずいってしまいました。
治療の目的ならば許されると聞いたこともありますが、同じ人間で、治療も生活もどこに
変わりがあるのだろうか。医療で拘束の習慣を植え付けておいて、特養に入った途端に
いけない事と位置付ける。指導に来た職員さんも自分の家族が病院等で体幹ベルトとか
ベットに両腕くくりつけられていても、我慢できるのだろうか?
そういった方を受けない施設も多くあります。これから受けずに行こうかとも思います。
特養の持つ家族への安心、信頼は職員の努力があってこそ!
そういった点を評価してあげてほしいと思いました。