更新日:2014/12/16 投稿者名:shisetsucho
12月16日(火曜日) 西 光明
本日、ネットワークさかいの感染症研修が丸岡総合福祉保健センター霞の郷
に於いて、午後1時30分より開催されました。45名以上の参加者があり
ました。感染管理認定看護師さんが感染症胃腸炎の説明、嘔吐処理のデモ
ンストレーション、グループワークと熱心に指導いただきました。これからの時期、
入居者の方の生命までも左右される感染症なので真剣に受講されていました。
毎年、この時期に感染症研修が開催され、現在まで多くの職員さんたちが参加
されたと思います。嘔吐物1グラムの中に100万個のウイルスが、うようよして
いるということで、感染力も決してノロくないノロウイルスとの事でした。
胃ごと吐きたくなるつらさなので、まずは感染を防ぐ、蔓延しないように注意を
払うことが大切です。勉強になりました。
今日の福井新聞に「介護報酬引き下げへ」と見出しがありました。アベノミクス
は介護業界には関係ないのか?今、介護体制を充実しておかなければ、介護
は誰も見向きしなくなる。地域密着型など3分の1が赤字の事業所なのに、こ
れ以上いじめて、どのような介護、納得できる仕事をしろというのだろう?
介護の仕事は、国家の責任、日本の大きな課題である。真の社会福祉法人
で真直ぐに目指してきた者にとって、経済ありきでやれるわけ無い。
またまた低レベルな介護に戻っていくと思う。厚労省も政治家もわかっていて、何故
黙っているのか。これからの生活、障害をもった老後の保障、安心して老いていける
社会を目指してきたのではないのか!
今日、研修をまじめに受けている介護職員の背中を見つめながら、あの子達が
すばらしい職業と思い続けてくれることを、心より願いたい。