行事のご報告

2018/04/03

平成29年度事例発表会

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今年も、職員の資質向上を目指して事例発表会が行われました。
それぞれの部署において、29年度の1年間をかけて様々なことが実施され、その成果などが発表されました。

例年通り4つの事例が発表され、とても有意義な発表会となったことと思います。

1つ目の事例は、「帰宅願望への取り組み~より穏やかに過ごして頂くために~」
アルツハイマー型認知症を持つ帰宅願望の強いご入居者に、安心して穏やかに過ごして頂くための取り組みでした。
細やかなトイレ誘導や歌を歌って頂いたりなどで、徐々に落ち着いて過ごされる様子が見られました。

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2つ目の事例は、「ヒヤリハットから事故を予防する」
事故に繋がるヒヤリとする場面の報告を増やし、職員が細かなヒヤリに気づいていく体制を強化することで、大きな事故が起こることを予防していくという取り組みが発表されました。結果として、ヒヤリを気づける「気づき」の能力が上がることにより、事故の防止に大きな効果が上がったとのことでした。

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3つ目の事例は、「抱えない介護の高みを目指して」
ノーリフト委員会として、抱えない介護の実践をより良い形にすべく、他施設の見学やアンケートの実施結果を基に工夫を行い、奮闘してきた内容となっておりました。リフトなどを導入し、使用方法等の改善を重ねていった結果、職員・ご入居者が共に安心出来る移乗が行える体制が整っていきました。

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4つ目の事例は、「個別機能訓練への取り組み~身体機能、生活能力の維持・向上を目指して~」
比較的要介護度の軽いデイサービスにおいて、ADLの維持・向上のため個別機能訓練プログラムを実施してきた内容でした。声掛けなどの工夫を行い、継続的な訓練を行うことで、ご利用者の意欲も向上し前向きな心へと変わっていったとのことです。

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どれも素晴らしい発表で聞き入ってしまい、あっという間の事例発表会でした。
30年度もそれぞれが取り組みを行い、サービスの質・職員の資質向上を目指して頑張っていきましょう!

発表された皆様、1年間本当にお疲れさまでした!