更新日:2021/03/10 投稿者名:eiyousitu
給食委員会 食事介助支援勉強会にて
今回のテーマは手元調理
手元調理とは
自分たちで食べる直前に味(トロミ濃度)などを調整する行為です。
厨房から提供された食事が毎回同じ濃度のものが前提ですが
特にご飯類(お粥)の場合は、炊飯スイッチの押し忘れになどで炊き上がり時間の変化により
普段とは違う状態(やわらかすぎる)のものが提供されることがあります
そこで今回
柔らかすぎたお粥の場合、どのような手元調理で
食べやすく安全なお粥を提供出来るか
お粥などの場合、混ぜれば混ぜるほど粘度や付着性が高くなり窒息や誤嚥リスクが上がること
目分量でトロミ剤を直接お粥に振りかけることは、
誤嚥防止のつもりで行っていたことが、実は危険な行為だったことなどを感じていただきました。
では、どう対応するのがいいのかということで
白湯とろみ(強)を加えることが
現状ではベストの選択ではないかという提案を行いました。
参加した給食委員会のメンバーも実際に食べ納得の表情でした。
令和2年度の給食委員メンバーはこれで終了となり
令和3年度の給食委員にはあらたなメンバーが参加となります。
来年度からは本格的に施設全体に食事介助のスキルを伝えていく予定です。
今年度の行った食事介助スキルアップ研修をより分かりやすく効果的に行う予定です。