2016/03/22
平成28年3月14日(月)10:00~
嶺北消防の方々による、火災防御訓練が行われました。
3階ユニットのキッチンから出火し、10名程度の逃げ遅れが発生している
という想定での訓練でした。
午前10時に訓練開始。
3階の職員より、キッチンより出火し、初期消火が間に合わない旨の連絡が事務所へ。
すぐさま、2名の事務職員により、消防署への通報と全館放送にて全職員に連絡を行いました。
通報後数分で消防車のサイレンの音が響き渡りました。
消防車やはしご車、救急車など数台が駆けつけ、現場は大変緊張した雰囲気に包まれました。
消防隊員の方々の放水などによる消火活動は、大変迅速で目を見張るばかりでした。
また、同時進行にて消防隊員が4階よりロープにて降下する訓練、
建物内よりご利用者数名の避難を行いました。
その後、屋上より「助けて」との声があり、見ると職員2名が屋上に取り残されておりました。
そこで、駆けつけたはしご車により、無事に救出され、続けて屋上火災に向けて放水を行いました。
これにて火災防御訓練は終了し、消防隊長様より公表を頂きました。
隊長様のおっしゃる通り、日々火災に対応する訓練を行っていきたいと思っております。
火災訓練の後、新人職員等に向け消火器訓練が行われました。
消火器を扱うのが初めての職員もおり、良い訓練になったことと思います。
嶺北消防団の皆様、誠に有難うございました。
平成28年3月18日(金)18:00~
平成27年度長寿幸元会事例発表会を行いました。
今年も4つの事例が発表されました。
1つめの事例は、長寿の郷3丁目職員による事例です。
タイトルは、「不安の軽減から安心につながる生活へ」でした。
こちらは、認知症の方の症状が進行し、ご自分で出来ないことが増えてきたことに対し、
どのように対応していくべきか、またどうすれば軽減することが出来るかということに取り組んだ事例でした。
この方の不安を取り除いていくことで、出来なくなっていたことが再び出来るようになった、
また、スタッフもどうあるべきかを気づかされる、とてもよい発表でした。
1つの事例の終わりには、マネージャーより講評がありました。
取り組んだ内容への評価、また今後の対応についてなど、様々なことについてアドバイスを下さいました。
次の事例は、長寿幸元会 総務課による発表です。
タイトルは「ホームページの内容充実とアクセス数の変遷」です。
ホームページ開設から、現在にかけての取り組みや内容の充実に伴うアクセス数の推移から、
対応などを行い、アクセス数の向上を目指すという内容の発表でした。
次の事例は、長寿園たてやまの職員による発表です。
タイトルは、「食から生まれた活きる力」です。
一時的に経鼻栄養となっていたご利用者に対し、ご利用者ご本人やご家族の希望に沿い、
経口摂取への取り組みを行いました。なんとか摂取して頂けるよう取り組みを行い、
経口摂取により2人移乗から1人移乗になったり、滑車運動を行ったりと、徐々に回復傾向が
見られていく事例でした。とても良い取り組みと発表でした。
最後の事例は、ノーリフト委員会による発表です。
タイトルは、「ノーリフトの新たな展開へ」です。
ノーリフト(抱えない介護)に取り組み始めて3年が経過し、現在より安全な移乗方法などを
確立するための取り組みです。新人職員のためのマニュアルDVDを作成したり、リフト機の
導入検討などを行い、福祉用具の購入や技術向上によりご利用者・職員ともに負担が軽減された
という事例でした。今後はアンケートなどをとり、さらに安全安楽な移乗方法を検討していくそうです。
以上の4事例が発表され、職員に対し良い刺激があったものと思います。
最後に施設長よりお言葉を頂き、幕を閉じました。
また来年度の発表に向けて、今年も様々な取組を行っていくことと思いますので、
より良い介護に向けて頑張ってまいりましょう。