更新日:2023/02/14 投稿者名:eiyousitu
2月5日に福井県栄養士会の研修に参加し
ミールラウンドで見るポイントということで
姿勢やポジショニングをシルバーハイツ武生の理学療法士、川崎先生にご教授いただきました。
そして給食委員会の食事介助スキルアップ研修にて
職員にお伝えしました。
車いすのフットサポートって高さ調整できるんですね(驚)
言われてみれば当たり前かもしれませんが、知りませんでした!!
さっそく調整。他職員にもお知らせしました。
特にティルト型車いすのフットサポート
すぐに効果は出ませんでしたが、後々の食事摂取・拘縮や褥瘡リスクの軽減につながると思います。
↓ちょっとわかりにくいかもしれませんが10センチ近く伸ばせました。
↓こちらはつい先日入所された方の食事時のセッティングの様子です
円背強度のため、椅子の背にクッション設置
しかしテーブルが高く、茶碗をひざ元に下ろしています
そこで椅子の座面を高いものに変更
テーブルをサイドテーブルに変更してみました
しかし、足をサイドテーブルのところに乗せてしまうので再度検討
テーブルの高さを最大限下げてみると、サイドテーブルと高さがさほど変わらないため
サイドテーブルをやめ
足元に雑誌をまとめたもので足台を作ってみました
どうしても茶碗をひざ元に下ろすのですが
食べるときは茶碗を胸元まで持ち上げて食べてくださり
姿勢も改善、自力摂取促進、誤嚥リスク軽減となりました。
特別養護老人ホームではリハビリ職の方が少なく
食事時の姿勢までケアが届きにくいかもしれませんが
ケアが届いていないところに手を加えると
低コストで高い結果を得ることができると思います。
栄養士の仕事じゃない!!と思う方もいるとは思いますが
食べてもらわなければ栄養にもなりませんので
来期も食事介助スキルアップ研修を継続していこうと思っています。