更新日:2022/06/15 投稿者名:eiyousitu
災害時の炊飯マニュアルとして
カセットコンロによる土鍋での炊飯マニュアルは作ってあり
6月上旬には鯛めしを実際に作ってもらい炊飯訓練を行いましたので
今回は、デイサービスの給食委員の方に炊飯を実際にしてもらいました。
災害を想定し、米の分量は伝えていません
災害時は水も貴重なため洗米も行いません
見てしまうと口出ししてしまうため
私は隣で特養の研修を行っていました。
結果:失敗
芯が残りめっこの状態でした
失敗原因として炊飯量が少ないため火加減の調節が難しい
気になり何度も蓋を置けて熱が逃げる
洗米・浸水なしのいきなり炊飯のため水加減が普段と違う
カセットコンロの種類・カセットボンベの種類・ボンベのガスの残量により火加減が変わるなど
マニュアルでは新品のボンベで米も3合以上と
ある程度基準が決まっていないと対応できないことが判明
今回の失敗を通して
土鍋の炊飯よりはパッククッキングの方が失敗が少ないのではないか
最低限、洗米はしなくとも浸水は必要なのではないかなど検討範囲が広がりました
誰でも作れる土鍋炊飯マニュアルは非常に難しいという結果で
今後は、違う方法で災害時の調理を検討していきたいと思います。
状況により、土鍋で炊飯も考えられますので
これはこれで残して活用したいと思います