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ベッド上での食事介助

更新日:2022/01/13 投稿者名:eiyousitu

摂食嚥下に特化したベッドってご存知ですか??

現在、メーカーさんからデモ機をお借りしています。
その名も 株式会社プラッツさんの【アスピーノ】

せっかくなのでそのデモ機を使用して研修を行いました。
左がデモ機 右が普通の3モーターベッド

DSCF6724

感想は
まぁ~ 最近のベッドは賢いこと!!
ベッドの角度調整などもデジタル表示&メモリー機能で角度を何度にするか忘れても
調整してくれる!!
さらに頭部の角度調整ができることで嚥下時の誤嚥防止もしてくれます。

そのうえ、連動スイッチを押せば、
ギャッジアップ時のズレ防止で膝元が先に挙上
ギャッジアップ角度が高くなると腹部の圧迫防止&ズレの発生が低いために膝元が下がる

参加した給食委員も「おお~っ」と驚いていました。

ただし、圧抜きはもちろん必要です。
そして自動体位変換マットやエアーマットのようなベッド上での安定が難しいマットでは
ポジショニングとしては不安定な状態になるので誤嚥防止の効果は半減するのではないかというのが個人的な意見です。
(要はご利用者の状態や介護体制としてどこを重点的にカバーするかを明確にし、目的に合った使用が望ましいと思います)

このベッドが採用されるか否かはわかりませんが
まずは理論を理解し、食事摂取の負担が軽減されて食べやすい環境が作れるよう努めていきたいと思います。

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